6年生が東中へ体験入学に出かけました。都多の10人という世界から、写真のような大人数の場に出て、どの子も緊張した様子でした。最初に簡単な説明を聞いて、3クラスに分かれての授業体験です。
授業は数学、家庭科、社会の3教科を、分かれて体験しました。あとで子どもたちに聞いてみると小学校とちがう50分の授業はさほど違いを感じなかったそうです。数学はマイナスを含んだ数をトランプを使ってゲームで楽しんだあと、数を使わない数学の世界を楽しく教えていただきました。家庭科では布の種類について、実物を触ったり、編む作業を体験したりして学びました。作業を通して「ありがとう」など言葉を交わせる活動でした。社会では地理で雪国のくらし。「世界で一番雪が降るのはどこだと思う?」のクイズをみんなで考えました。答えは…以外にも5択の中でだれも選ばなかった項目でした。カナダより、オーストリアより、ロシアより雪が降る正解はどこでしょう?
引き続いて、生徒会の皆さんによる寸劇「東中の一日」朝の読書や授業前の約束など、細かなところを含めた紹介を見せてもらいました。
子どもたちにとっては大きなイベント、部活動見学では全部活の様子を見せていただきました。案内の中学校の先生が、どんな部に興味があるか子どもたちにたずね、その部の様子をていねいに聞かせてくださいました。実際に自分の目で見ていろんなイメージが膨らんだと思います。
帰りはスクールバスに乗って帰りました。運転手さんがおうちの場所をたしかめながら、おうちの場所はよく知っているよとどの子にも声をかけてくださったので、みんな安心できたことと思います。
中学校がどんな場所にあるのか、学校の生活がどんな感じなのか、登下校はどんな感じになるのか、少しだけではありますが体験できたことは大きなことだと思います。今日は緊張で疲れ切っていることと思いますが、6年生のおうちのみなさん、どんな感じだったかこのお休みの間にぜひ聞いてあげてください。