本年度、6年生では総務省の「ICTドリームスクール実践モデル事業」に参加されている神戸新聞社さんと協力して、タブレットを活用した学習を進めていくことになりました。
主な目的は昨年度まで取り組んでいたNIE(新聞を教育に活かす活動)の流れをくみ、新聞を中心とした学習の中でいかにタブレットという機器を活用するかということです。6年生のふるさと学習「歴史発見!都多の里」での取材やまとめにつかっていきたいと思っています。
新しい物がいつも子どもたちの学習にとって「良い物」であるとは限りません。しかし、タブレットはうまく活用すれば、子どもたちの表現力、情報の活用力を高め、ネットスキルを身につけることのできるサポートツールではないかと思います。今後、タブレットを有効活用するために様々な学習場面で使っていきます。
今日はそのスタートの日です。1回目の授業は「ネットデビューだ!知っておこう」としてNTTドコモの方にスマホやタブレットを使う時に気をつけないといけないことを教わりました。自分の個人情報を守るだけでなく、相手の情報も大切にすること、またネットでのコミュニケーションで起こりえる問題について学習しました。子どもたちはいっしょうけんめい学習していましたが、その表情は…とっても緊張していました。それはなぜかというと…
教室の後ろではとてもたくさんの方が見守ってくださっていたんです。この事業では神戸新聞社をはじめ、NTTドコモ、電通、とたくさんの方に学習を支えていただいています。その方々がそろわれていたので、子どもたちはとっても緊張してしまいました。
続いて4時間目のテーマは「タブレットの使い方を覚えよう」です。この授業では電通の方と学習に使うシステムを開発された方から説明を受けながらタブレットを触ってみました。この活動では来てくださったみなさんがサポートしてくださってどんどん活動を進めることができました。
一緒に活動するって大事ですね。教わりながら気分も打ち解け、どの子も楽しみながら操作を覚えていきました。三角形の拡大縮小を考える練習問題にチャレンジし、学習での活用法も提案していただきました。
これから、どんな場面でタブレットを使うのが効果的かを見極めながら学習に活かしていきたいと思います。
今日お世話になったみなさんには今後もサポートをしていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。