規則正しい生活については、紙芝居を使ったお話です。特に伝えたかったのは、睡眠の質を高めて一日の疲れをとるとともに、頭の中では一日のうちに手に入れた情報を整理できる睡眠について、わかりやすいお話で伝えました。寝る直前まで、ゲームやテレビで脳を活性化してしまうと、その後の睡眠の質に影響が出てしまいます。これは「なぜ眠ることが大事なのか」について子どもたちにとっては新しいお話だったのではないでしょうか。
続いてプレゼンテーションでのケガの対処です。友だちがケガをしてしまったと仮定して、傷を拭いてあげたり手当てをしてあげたりする子と、水洗いすることや手当ての仕方をアドバイスするにとどめる子、2人の姿を提示してどちらがいいかみんなにたずねてみました。すると低学年の子は「手当てをしてあげる」行動をいいと思い、高学年は「アドバイスする」のがいいと思ったと低・高ではっきり意見が分かれました。
正解は「アドバイスするにとどめる」ことです。友だちを心配する気持ちはもちろん大切で、低学年の子の考えはここから来ていると思います。でも感染症の可能性などを考えると血液を扱うことはすすめられません。正しい対処を知って、はやめに先生達に知らせてほしいと思います。
その後の身体測定では背が伸びた!と喜んだり、どきどきしながら体重を測ったりしました。中には体重が増えていることを気にする子もいましたが、成長期である今は体が成長していることを喜んでほしいと感じました。