2013年11月30日土曜日

学習発表会

大変冷え込んだ朝となりました。しかし、学校に集まってきた子どもたちの顔は寒さに負けず、「今日はやるぞ!」という頼もしい表情でした。
 朝一番に全員あつまって声出しを兼ねた全校練習をしました。しっかりと本番に向けての自信を持つことができました。

 お客さんにも会場に入っていただき、いよいよ学習発表会のオープニングです。合奏は『威風堂々』。それぞれの楽器により、出だしのタイミングが異なるので演奏は大変ですが、次々と音が重なっていき、響きが完成するのを楽しめる演奏でした。








 1,2年生の劇、「ことば遊びバトル in 都多」は低学年らしいかわいさの上に、大きな声、楽しい振り付け、そしてなによりも演じる子たち自身が楽しんでいる笑顔が合わさって、会場は楽しいムードに包まれました。








中学年の発表、「茶道 割稽古」はふるさと学習で年間を通して挑戦してきたお茶の振る舞いを観ていただきました。会場が凛とした緊張感に包まれた、児童のがんばりが伝わる発表になったと思います。会場からお客様を招いてお茶を飲んでいただく場面もありました。来てくださったみなさん、ありがとうございました。










 高学年の劇「雨降り小僧」。練習を通して、子どもたちが意識していたのは学習発表会のスローガンです。「届け みんなのこの思い 声をひびかせ 心の中へ」。どんな声でセリフを言えば、どんな表情でどんな動きをすれば、登場人物の気持ちを伝えられるかを場面ごとにチームを組んで考えました。練習すればするほどその仕上がりがレベルアップしていった最高の状態を今日観てもらうことができました。







 最後を締めくくるのは全校合唱です。きれいに響く声を体育館じゅうに広がらせて、お客さんの心へ届けられた歌でした。そして最後の「ふるさと」では会場の皆さんも一緒に歌っていただきました。「ここにいるみんなが一緒になって歌っている、それってうれしいな」とステージ上の子どもたちは感じていました。みなさん、ありがとうございました。



 終了後の片付けも、みなさんの協力を得て完了できました。週明け火曜からは通常通りの学校生活をすぐにスタートすることができそうです。ありがとうございました。

 今日、子どもたちが得たものは単純に劇を、発表をやりとげたということだけではありません。友だちとのつながりであったり、舞台で堂々と声を出せる気持ちであったり、多くの直接は目に見えない宝物を手に入れています。この宝物を大切に今年度の後半をやり抜いていきたいと思います。